知りたい通貨のこと・・・その2
一九五四年四月一九日に一ドルー1一二.五〇ペソに切下げられました。
三〇・入%の切下げ幅でした。
このレートは一九七六年八月三一日まで実に二四年の長きにわたって維持されることになった。
なお、一九七三年二月以降、ドルの主要通貨に対するレートはフロートしていましたが、メキシコ・ペソとドルとのレートは一ドル=一二.五〇ペソでペッグされていたから、ペソの主要通貨との交換レートはドルと同じように変ったことになります。
ペソがドルに対して固定されていた理由としては、メキシコの財界および労働組合がドルとの固定になれていたことのほか、メキシコの対外取引の八〇%以上がドルで行われているためとコメントされています。
それにしても、為替レートを維持していくためには、国内物価が安定し、輸出も増えて国際収支が均衡しているという条件が必要です。