友人のこと 1
友人Jの(二度目の)結婚を祝福するためパーティは、セーヌ川に面した建物の最上階にある広々としたアパートで開かれた。
私より15ほども年上の人とその夫が招いた客たちの大半は中年という年格好で、その中に見知った顔はほとんど見当たらなかったのです。
牧場の少女を思わせるような昔風の生成りのドレスに身を包み、ほんのりと顔を上気させている新婦におめでとうをいいにいった後、そんなわけで私は居間の壁に寄りかかり、何とはなしにその場にいる人々の様子に目をやっていました。
するとそこに彼女がいるではないか!
忘れもしない長い顔と、ちょっと魔法使いのようなわし鼻。
青白い顔も、禁欲的な黒いパンツスーッも、みんな昔のまんまだ。
連れはいないらしく、所在なげにぽつんと立ち尽くしています。
名前は何ていうのだったかしら・・・。
Rああ、何と懐かしい。